FX初心者

リスクと上手に付き合う方法

リスクと上手に付き合う方法

自社単独では不可能なことを可能に変えるアライアンスは、経営者にとって非常に魅力的です。効率の悪い業務をアウトソーシングして収益性を高めたり、自社のみでは不可能な幅広いサービスをパートナー企業と連携して提供できるようになれば、企業にとって大きな武器になります。
しかし、アライアンスには大きなリスクも存在します。例えば、「効率の悪いコールセンターをアウトソーシングしたら、顧客への対応力が低下してしまった」あるいは、「パートナー企業に仕事を紹介していたら、いつの間にか自社抜きで顧客とパートナー企業が仕事をしていた」ということも少なくありません。
こうしたリスクを事前に理解し、アライアンスを上手に使いこなすには、はじめに「本当にアライアンスを活用すべきか?」という“そもそも論”を問い直すことが重要です。
ある業務単体で見るとアライアンスに頼った方が効率的に見える場合でも、企業戦略全体から見れば自社が死守すべきコア業務である可能性はないでしょうか。
例えば、ある広告代理店では手間ばかりかかると思われがちな日々の広告運用業務を敢えて内製化しています。他社が低コストの外注先を活用する中、同社は広告の反応データを直接握ることで、顧客にとって常になくてはならない存在となっているのです。

食の安全に関わる「ハザード」と「リスク」とは?

ハザードとリスクの違いをわかりやすく説明すると

一言で"発がん性"といっても、本当に発がん性があるかどうかは非常に難しい問題です。そこで、その問題を国際的に評価したのが、フランスのリヨンにあるIARC(International Agency for Research on Cancer)、国際がん研究機関です。 IARCは、第2次世界大戦後、フランスのドゴール大統領が、戦争はお互い憎しみ合って敵を作ってきたが、これからは人類の共通の敵、がんに向かって、これまでの軍事費の1%を削り、その1%で国際的ながん研究機関を作ろうと提唱し設立された、WHO(世界保健機関)の外部組織です。 世界中から研究者を集めて毎年3回ほど会議を開き、さまざまなデータから発がん性を評価します。たとえば、タバコ。これは発がん性あり、といわれますよね。それは、あくまで発がんの有害性があるということを示しているだけなのです。この有害性を「ハザード」ともいいます。 ほかにも、みなさんが飲んでいるアルコールも発がんの「ハザード」になります。

山崎 洋 氏

山崎 洋 氏
関西学院大学理工学部
名誉教授

西澤 真理子 氏

ナビゲーター
西澤 真理子 氏
リテラジャパン代表
東京大学農学部非常勤講師

山崎 洋 氏

IARCとは

国際がん研究センター( IARC :International Agency for Research on Cancer)は、世界保健機関(WHO)の外部機関。発がんのメカニズム、疫学、予防などを研究する組織で、WHOとは予算、運営面で独立した組織として1965年にフランスのリヨンに設立。
活動の一環として発がんハザードの評価委員会を開催し、その結果を公表している。

IARCがハザードを評価する対象を選択する上での大前提

1. 人が暴露されている証拠がある リスクと上手に付き合う方法
2. 発がん性の証拠あるいはその疑いがある

第2章 「リスク」を判断する難しさ

「リスク」を判断する方法は

国の「リスク」評価機関からのメッセージを理解し、ご自身で「リスク」を判断するひとつの基準にする。

IARC(International Agency for Research on Cancer)、国際がん研究機関では、有害性評価である「ハザード」を、グループ分けしているとお聞きしましたが?

IARCのグループ分け
グループ1 人に発がん性あり
グループ2A 多分、人に発がん性あり
グループ2B 人に発がん性の可能性あり
グループ3 人の発がん性についての分類が出来ない
グループ4 多分、人への発がん性がない

各グループに分類された事例

【グループ1】

・太陽光線 ・アルコール飲料 ・タバコの煙 ・ベンゼン(化学工業において基礎的な物質)
・アフラトキシン(カビ毒の一種) ・ピロリ菌 など

【グループ2A】

・ジーゼルエンジンからの排気
・ホルムアルデヒド(建築材から放出され、シックハウス症候群の原因のひとつ)
・UV-C(紫外線の一種) ・ UV-B(紫外線の一種)
・PBC(ポリ酸化ビフェニル、カネミ油症事件で知られる)
・ベンツピレン(排気ガス、タバコの煙などの中に含まれる) など

【グループ2B】

・ガソリンエンジンの排気 ・カーボンブラック(炭素の微粒子)
・アセトアルデヒド(建築材から放出され、シックハウス症候群の原因のひとつ)
・クロロフォルム など

【グループ3】

・コレステロール ・サッカリン ・茶
・リモネン(柑橘類の皮から採れる天然油) ・石灰塵 ・過酸化水素 など

【グループ4】

動物の実験では、我々が日常では摂取しないような大量の量を与えて、発がん実験を行います。それは何故かといいますと、最大限の状態でがんになれば発がんの可能性はある、すなわち「ハザード」だといえる、だからそういう実験を行うのです。 ただ、その「ハザード」の中のものを、どの程度飲んだら人ががんになるかどうか、「リスク」になるかという判断値は、一概にはいえません。たとえば、アメリカではサッカリンが多く使われていたのですが、"発がん性"があるのではないかということで実験したところ、大量摂取でラットにハッキリと膀胱がんができました。 しかし、ラットと人ではメカニズムが違うのでは、ということで、再度調べました。それで、ラットにサッカリンを飲ませたあとに膀胱の中を調べてみると、尿がたまった時にサッカリンの結晶ができて、そのザラザラの結晶が膀胱の粘膜の細胞を刺激していました。この細胞への刺激が膀胱がんの原因だとわかりました。 では、人間ではどうかと、人の尿の中にたくさんのサッカリンを入れて実験したところ、結晶はできませんでした。実は、ラットと人間の尿にアルカリ性か酸性かの違いがあって、結晶ができなかったのです。

はい。動物の実験で「ハザード」と評価しても、「リスク」そのものの評価は難しいのです。実はIARCは「ハザード」を評価していますが、「リスク」は評価していません。それには意味があります。「リスク」というのは、動物によって違うように、個人でも違います。 その国の人の遺伝子によっても違いますし、感受性でも異なります。欧米の白人は太陽光線での皮膚がんに対するリスクが高く、日本人が低いのは身近な例でしょう。ですから、「リスク」の評価というのは、その国々が、その社会が及ぼす影響も考えて総合的に評価してくださるのが正しいのです。 そこで、国のしっかりした機関が「リスク」の評価を行うということが非常に大切になってきます。たとえば、日本では、食品安全委員会という行政機関がありますし、海外でも同様な機関が存在しています。

第3章 食の安全と「リスク」

食の「リスク」とうまく付き合うには

「リスク」をゼロにすることは実際には不可能
いろいろな食品を“適量”摂取して、さまざまな情報に対して必要以上に不安がらないこと

これも難しい問題です。やはりIARC(International Agency for Research on Cancer)でも、がんの予防効果について国際的に評価しようということで、発がん性を評価するのと同じように、年2~3回集まり協議して結果を公表していました。予防効果についての研究資料があっても、先ほどのイソフラボンのように有害性も示すものがあり、その両面性が非常に難しいのです。

痛みとの上手な付き合い方
〜「ペインクリニック」をご存知ですか?〜

「治療しているのに痛みが取れない」という人に1 「治療しているのに痛みが取れない」という人に

全身のあらゆる痛みを相談できる診療科

「ペインクリニック」という言葉自体、聞いたことのない方も少なくないかもしれません。「ペイン=痛み」という言葉の通り、 痛みに苦しむ人のための専門外来 をペインクリニックといいます。首の痛み、腰痛、坐骨神経痛や、膝関節痛、股関節痛、五十肩などの関節痛をはじめ、片頭痛、肩こり、そしてがんによる痛みまで、広く痛みに関する診療をカバーしています。突然の痛みや慢性的な痛み、強い痛みから痛みの一種であるしびれまで、 全身のあらゆる痛みの相談に乗ってくれる 診療科がペインクリニックです。

隠れた痛みの原因を探る

ペインクリニックでは痛みを止める治療を施しますが、対症療法的にただ薬で痛みを抑え込むわけではなく、 まず痛みの原因がどこにあるのかを診断して、治療をします 。痛みが身体のどこから発しているのかということは、明らかなようで、実は自分でもわからないことがあります。前述した歯茎痛のケースでは、むし歯や歯周病ではなく、抜歯した際に神経を損傷して交感神経の緊張状態を引き起こしたために痛みが続いている場合もあるそうです。

痛みを伝えるのは、神経です。一つの神経は身体の広い領域をカバーしており、たとえば、下半身の神経は腰から脚までを支配しています。そのため、 腰に問題があるのに、同じ神経が支配する膝の痛みとして知覚される場合があります 。膝が痛いと感じると体を動かさなくなるので、本来の原因である慢性的な腰痛には気づかないこともあるそうです。

ブロック注射を中心に、さまざまな治療でアプローチ

「神経ブロックは、手術(観血的治療)せずに原因を治すことを目的とした積極的な保存的治療です。『ブロック』というと感覚を遮断してしまう怖い薬のように感じられるかもしれませんが、 神経ブロックは神経の炎症による腫脹を血流改善することで緩和して鎮めることが目的で、神経をまひさせてしまうわけではありませんし、麻酔でもありません 。また、局部的に働くため、一般の痛み止めのように肝臓や腎臓に負担をかけることも、依存性の心配もなく、疼痛のための内服薬を減らすことができて高齢の方にも受けていただける治療です。」(佐藤先生)

手術か、神経ブロックか?

「手術(痛みの根本原因を切除して痛みを取るか)か、ペインクリニック(保存的に痛みを止める)か、どちらがよいのかは一概にいえるものではありませんが、 高齢の方にはペインクリニックでの治療の有益性が高い リスクと上手に付き合う方法 といえます。手術後、痛みの原因が悪化することはありませんが、大きな手術を受けてせっかく治しても、安静期間が長引けば、場合によっては筋力が落ちて歩けなくなり、認知症を発症するリスクがあるからです。また、手術による神経周囲の癒着や瘢痕も起こり、これらが新たな疼痛の原因になることもあります。

神経ブロックは治療を兼ねた痛みを取る方法で、積極的な保存療法です。 手術を受ける前に試みてみる価値があるでしょう 。適切な診療を受けるには、専門医を訪ねるのが一番です。日本ペインクリニック学会のサイトに全国の専門医が掲載されていますので、痛みでお悩みの方はお近くの専門医を探していただきたいと思います。」(佐藤先生)

偏屈とはどんな意味?共通する特徴や原因、上手に付き合う方法も紹介

(出典) unsplash.com

「性格がひねくれている」こと

偏屈な性格に共通する特徴

(出典) unsplash.com

素直ではない

人の話を聞かない

頑固で意地っ張り

偏屈になってしまう理由とは?

(出典) pexels.com

素直になるのが恥ずかしい

かまってほしい

過去のトラウマ

偏屈な人との上手な付き合い方

(出典) pexels.com

ありのままを受け入れる

否定しない

適度な距離感をキープする

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

最新号

最新号

DIME最新号の特別付録は「Qi対応ワイヤレス充電器」! 特集は「2022年下半期 逆襲の資産運用プラン」!

人気のタグ

おすすめのサイト

© Shogakukan Inc. 2022 All rights reserved.
No reproduction or republication without written permission.

【タイプ別】困った上司との上手な付き合い方と対処法


問題が起こるとのらりくらりと逃げてしまったり。すぐに感情的になってムードを悪くしたり。職場には必ずひとりやふたり、困った上司がいるものです。しかし、困った人とはいえ上司は上司、上手に対処しなくてはいけません。

丸ごとこちらにポイッ……無駄な時間が増える「丸投げ系上司」

[対処法]上司を立てつつ、ゴールのすり合わせをしておく

こういう頼み方をする上司は、大ざっぱで面倒くさがりの人が多いものです。無駄な時間を過ごさないためにも、最初のうちに上司の口からゴールを引き出しておくようにすれば「上司の指示」であることが明確になります。

面倒くさがる上司をその気にさせるため「あとあと○○さんにお手間がかかるのを避けたいので、今少しだけすり合わせにお時間をいただき、ご教示いただけますか?」と、あなたに迷惑をかけたくないんですよ!と相手を立てる形で情報を引き出すようにしましょう。

自分の意見が一番……周囲を無視する「暴走系上司」

[対処法]安易な同意はNG。こういう方法もある、と伝える

こういうタイプの場合、まずは話を聞かないと始まりません。まずは上司の話に関心を持って、内容を理解しましょう。それに同意できる場合はいいとして、納得できない場合は「いいですね」「分かりました」など、安易な同意は避けるのがベター。

とはいえ、「それは違います」などと言うのは火に油を注ぐ結果に。「なるほど、そういうお考えなんですね」といったん受け取った後、「○○さんのお話を聞いていて、私はこういう方法もあるのかな?と考えましたが、どう思われますか?」と、あくまで相手を立てるように質問形式で伝えると、相手も答えを返さざるを得ません。「なるほど」「勉強になります」「教えていただけますか?」「ご意見をお聞かせください」など、理解はしていることを伝えつつ、同意はしない表現でうまく誘導しましょう。

何を聞いても曖昧……答えが見えない「優柔不断系上司」

[対処法]リスクを分散し、責任の重みを軽くする

この場合は、「万が一上手く行かなくても大丈夫!」と安心感を与えるのが解決策。第1候補のAプランが上手く行かなかった場合は、どういう段階で第2候補のBプランに移行すればリスクヘッジができる、という伝え方をすると、物事が前に進みやすくなります。

ちょっとしたことで大声!態度が悪い「恐怖系上司」

[対処法]直接対決は危険。さらに偉い人を巻込んで!

態度をあらわにするタイプの上司は、権力を振りかざすのが好きな可能性があるため、直接文句を言ってもおそらく聞いてくれません。この場合は、その上司のさらに上の人にそれとなく「大事になる前に、何とかできればと相談したくて…」と陳情してしまうのが一番です。その場合、証拠がないと上の人も動けないため、証言してくれる協力者を集める、怒鳴っているときにこっそり録音するなどの準備をして臨みましょう。

そんなことまで知られたくない……「詮索系上司」

[対処法]質問には、質問返しで対処を!

「彼氏いるの?」と聞かれた場合は、「え~、○○さんは奥さんとどうやって出会ったんですか?」、「子どもはいつ?」の場合は「○○さんのお子さんはいつ産まれたんですか?」など、笑顔で質問返ししてみましょう。話し終える頃を見計らって、なにか聞かれる前に「休日は何してるんですか?」「仕事で落ち込んだときって、どうストレス解消していますか?」など、どんどん質問を投げて相手に話させて逃げ切りましょう。気を使うようで、そういう話を聞いているうちに意外な一面が見えて、前より好感を持てるかもしれません。

Fashion HRはファッション・アパレル業界に特化した求人情報サイトです!

FHR_top

ショップスタッフや店長などの販売職から、PR、MD、VMD、営業、総務/経理、秘書、ロジスティックスなどのバックオフィス職まで、外資系ラグジュアリーブランドから国内有名ブランドまで求人情報を多数掲載中。早速、会員登録をして求人をチェック!

「シーン別リスクマネジメントの方法」シリーズ2回 他社との提携によるリスクと付き合うには?


近年、企業を取り巻く環境は、経済のグローバル化やテクノロジーの進化によって急激に変化しています。そうした中で、自社単独(自力)で変化に対応するこれまでのやり方に固執せず、他社のリソース(他力)を利用する「アライアンス」の活用が広まってきました。 リスクと上手に付き合う方法
ビジネスプロセスリエンジニアリング(組織や業務の流れを分析・再設計することにより業務を最適化する企業改革手法)が流行した1990年前後には専門業務を外部業者に委託する「アウトソーシング」がはじまり、その後、インターネット環境が整備された2000年前後には海外へ委託するオフショアリングへと発展しました。これと並行して、1990年以降はM&Aも活発化し、業務委託の関係に留まらない企業同士の「資本・業務提携」も日常的になりました。
このようなアライアンスは、限られた経営資源を自社の強みにしたり、急激な環境変化に対応するために欠かせない選択肢です。一方で、当然ながらアライアンスを活用すると自社ではコントロールできないリスクは増加します。そこで今回は、アライアンスに特有のリスクについて考えてみます。

■本当にアライアンスを活用すべきか?


自社単独では不可能なことを可能に変えるアライアンスは、経営者にとって非常に魅力的です。効率の悪い業務をアウトソーシングして収益性を高めたり、自社のみでは不可能な幅広いサービスをパートナー企業と連携して提供できるようになれば、企業にとって大きな武器になります。
しかし、アライアンスには大きなリスクも存在します。例えば、「効率の悪いコールセンターをアウトソーシングしたら、顧客への対応力が低下してしまった」あるいは、「パートナー企業に仕事を紹介していたら、いつの間にか自社抜きで顧客とパートナー企業が仕事をしていた」ということも少なくありません。
こうしたリスクを事前に理解し、アライアンスを上手に使いこなすには、はじめに「本当にアライアンスを活用すべきか?」という“そもそも論”を問い直すことが重要です。
ある業務単体で見るとアライアンスに頼った方が効率的に見える場合でも、企業戦略全体から見れば自社が死守すべきコア業務である可能性はないでしょうか。
例えば、ある広告代理店では手間ばかりかかると思われがちな日々の広告運用業務を敢えて内製化しています。他社が低コストの外注先を活用する中、同社は広告の反応データを直接握ることで、顧客にとって常になくてはならない存在となっているのです。

■アウトソーシングで失敗しないために


「本当にアライアンスを活用すべきか?」を考えたうえで、コア業務でなければアウトソーシングの活用は非常に有効です。
その際、注意すべきアウトソーシングのリスクは大きく4つ存在します。①費用対効果におけるリスク、②ベンダー(受託企業)選定におけるリスク、③契約におけるリスク、④実行後の管理におけるリスクです。

①費用対効果におけるリスク
結局は自社で業務を行っていた方が経済的であったという結果になりかねないリスクです。当初の見積もりほどコスト削減ができない場合は、コスト削減額の保守的なシナリオを想定しておくことで予防することができます。
また、ベンダーの管理にかかる間接的なコストを見落としている場合は、ベンダーの見積もりには表れない隠れたコストを意識して洗い出しておくことで事前に予防可能です。

■資本・業務提携を上手に使う

資本・業務提携は、完全に業務を他社に切り出すアウトソーシングとは異なり、様々なパターンがあります。そのため、どのパターンを採るかによってリスクのありかたが変わってくることに注意が必要です。
まず、自社で死守すべきコア業務ではあるものの、効率化が必要な場合には買収を活用する方法があります。
例えば、コア業務をローコストで行っている企業を子会社化することで、グループ内に業務を留めながらコストを下げることができます。
この場合、一旦買収してしまうと取り消しがきかないため、固定費を抱えるリスクについて慎重な検討が必要です。買収する時はローコストであっても、社員の人件費が上昇したり、価格競争が激しくなれば、すぐに損益分岐点を割り込む可能性があります。
そうしたリスクを取ってでもコア業務として維持しておく戦略があるかどうかを冷静に判断する必要があります。
反対に、自社に一定のノウハウを蓄積しておく必要はあるものの、自社で丸抱えするコア業務ではない場合には、ジョイントベンチャーを活用する方法があります。
例えば、コールセンター業務を子会社化し、子会社株式の一部をコールセンターの専門企業に売却することで、両社共同で事業運営するスキームです。この場合、両社の思惑が異なることで事業運営に支障をきたすリスクがあるため、アウトソーシングと同様、予め株主間契約などで運営方法を合意しておくことが重要です。

関連記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次
閉じる